関西の一労働運動活動家からの意見

関西の一労働運動活動家からの意見

 拝啓、当HPを拝見しています。

 一労働運動活動家から意見を述べさせてください。

 この差別発言を行った全学連の活動家の意見は、私たち労働運動で日々苦労している人間を愚弄しています。
 私もマルクス、レーニンなど読み漁り、30年以上いかに労働者の団結を作り上げていくのかを実践的に闘って来ました。彼らが主張しているのは戦後労働運動の結果解釈的な「良いとこ取り」「成果主義」「観念論からの論評」・・・・でしかなく、現実の骨身を削るような資本との闘い全てに動労千葉を対置し、「体制内労働運動を粉砕する」「労働運動で革命を!」と、非現実的にがなりたてているだけです。その上で、「労働者階級の解放で全てが解放される」という、とんでもない主張を述べているわけですが、革共同の指導者・本多さんが、カクマルとの論争(分裂前後)の中で「如何にして」が無い・・と批判してきたことをどのように思っているのでしょうか?
 「隣の労働者との壁をぶち壊し、団結する。そして、団結を拡大する中で、究極の革命が実現する」・・・と小泉のワンフレーズをまねて、何か内容があるかのような幻想を喚起させ、煙にまき、何か深い真理が語られているかのような「詐欺発言」でしかない。
 このような織田全学連委員長のアジテーションで、現実の労働者の苦闘を観念の世界に巻き込み、具体的実践的運動は何ら語ろうとせず、学ぼうともしないのはあまりにも理解不能だ(具体的な実践など何も行っていないのだから)。

 4大産別論、そもそも官公労の中で、労働基準法の短時間労働者(1週20時間以内。4時間×5日の雇用)は有給休暇なども対象外であり、たとえ正社員と同じような労働時間で雇用しても、有期期間を3ヶ月や半年として、1日後、再雇用の契約を結ぶことで失業保険や有給休暇の権利を与えない雇用方法を編み出したのは、官公労からではなかったでしょうか。
 まさしく、その賃金も「物品費」などから捻出し、賃金として支払うことなどをいまだに行っているのが現状です。この官公労の正規職員が非正規のパートやアルバイト職員と同じ仕事を行いながら、この労働条件「差別」に無関心でいることは許されないことです。誰と団結を広げると言うのでしょうか。

 革共同の諸君は、4大産別論を唱えながら、このような非正規労働者と共に闘うことを何ら方針化もしていません。動労千葉にはパートやアルバイトなど非正規労働者はいないのでしょうか? 彼らの現状を我が物として共に受け止めて闘う方針など、私は聞いたこともありません。さすがに昨今合同労組作りをやっているようですが、軸心はそこには無いのが現状です。

 私は部落民です。就職差別を受け、現場で労働運動を闘ってきました。
 しかし、争議や支援に行く機会は多いですが、現場支援(ビラまき支援、スト支援)で官公労労働者の参加はあまり記憶にありません。民間は民間、官公労は官公労、なのでしょうか?
 官公労活動家の意見も是非聞きたいです。
 部落出身労働者の現状を、そして生活実態を知っているとは到底思われません。「物取り主義」批判など最たるものであり、同時に大庭さんパンフ批判(大原)は革共同の労働運動論がいかに歪んだものかを示しています。

 長くなりそうなのでまた書きます。私は官公労の労働者を批判しているのではありません。革共同の労働運動路線が、いかに現実から遊離した方針と路線であり、労働者を語りながら労働者の現実から乖離したものであるかを言いたいのです。そしてそれは、差別意識も自ら認識できないまでに、反マルクス主義・反レーニン主義に陥ってしまっているところに根拠があることを述べたかったからです。
 集会には遠くからですが参加します。以上です。