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私の訴えを聞いてください (第1号より)

私の訴えを聞いてください (第1号より)

広島支部青年部長 A さん 



 わたしは部落だけでなく、大学で解放運動をつくるために人権サークルを立ち上げました。また、仲間の輪を広げようと積極的に全学連に加入し、全国の学生に部落解放運動を訴えるとともに、すべてのたたかいの先頭に立とうと志してきました。

 ところが、去年の8月、広島大学生による「マルクス主義学生同盟」の合宿の場で、「全国連は物とりだ」「住宅闘争は労働者と連帯していない」と、自分の人生と命を懸けてとりくんできた部落解放運動を否定し、全国連を侮辱する差別発言が信頼を寄せていた仲間から浴びせられたのです。それらを聞いて頭が真っ白になりました。仲間だと思い、一緒にたたかってきた人たちが、全国連や部落解放運動のことをこんなふうに見ていたのかと思うと、本当に悔しくてなりません。

 とくに、わたしは「住宅闘争は物とりだ」という発言は絶対に許せません。これは、部落に住む権利、差別とたたかうための団結をかけて明け渡し攻撃と実力でたたかっている福島町や全国の部落の人たちを敵対視しています。これはわたしが受けた差別にとどまらない、福島の全住民、全国の部落民にたいする許しがたい差別ではないでしょうか。

 もうひとつ、付け加えたいことがあります。なんとこの学生たちは、三度にわたって話し合いや事実確認会への出席の約束を破ったのです。約束の時間が過ぎてから電話で「そちらには行けない」さらには「糾弾は相手の人格を否定する行為なんだよ」と、信じられない言葉が返ってきたのです。

 本当に、悔しくて、悔しくて、涙が止まりませんでした。わたしは人間ではないのか。合宿での発言以上に、絶対に忘れられません。その後もNらは「差別などしていない」と傲慢な態度をとりつづけました。そのうえで「差別はでっちあげた」と言いふらしています。「革命」や「労働者の解放」だとか言う前に、人間失格だと思います。

 かつて二重の差別によって自ら命を落とした弓場さんのことを知りました。糾弾さえ踏みにじられ、どんな思いで毒を飲んだのか、わたしには決して他人事ではありません。

 でも、わたしは負けません。悔しさを怒り、糾弾の力に変え、差別糾弾闘争に起ちあがります。わたしのまわりにはたくさんの仲間がいる、このたたかいの中であらためて強く確信しました。マル学同の学生とそれを擁護する革共同を徹底糾弾し、必ず自己批判させます。どうか、わたしに力をかしてください。ともに、部落完全解放に向かって、吹き荒れる差別をはねかえしていきましょう。